コラム

2025.06.23

【IT導入補助金2025】今年の申請にまだ間に合います!

業務の効率化や人手不足の解消を図るために、ソフトウェアやパソコン、クラウドツールなどの導入を検討している中小企業・小規模事業者の方へ
今年も「IT導入補助金」の申請が始まっています。

IT導入補助金とは、国(経済産業省・中小企業庁)が実施する補助金制度で、企業のIT化・DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するものです。
申請が採択されると、対象となるITツールの購入費や導入費の一部が補助されます。

IT導入補助金の対象は?
補助の対象となるのは、中小企業や小規模事業者が導入するITツールです。たとえば次のようなものが含まれます。

・会計・請求・労務管理ソフト

・受発注管理・顧客管理システム(CRM)

・クラウドサービス(SaaS)

・パソコン・タブレット(条件付き)補助上限10万円

・セキュリティソフトや電子インボイス対応システム など

「今使っている紙の業務をデジタル化したい」
「手書きの台帳やExcelを卒業したい」
そんな方には特におすすめの補助金です。

補助額や補助率は?
導入するツールや申請する枠(通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策枠など)によって異なりますが、次のようなイメージです。

通常枠:補助率1/2、補助額最大450万円

インボイス枠:補助率3/4、補助額最大350万円

セキュリティ枠:固定額10万円

例えば、100万円のITツールを導入する場合、最大50万円(または75万円)が補助される可能性があります。

※申請には「IT導入支援事業者」との連携が必須です。この補助金は、企業単独では申請できません。
必ず「IT導入支援事業者」という、国の認定を受けたパートナー企業と連携して申請する必要があります。

IT導入支援事業者は、補助金の対象となるツールを提供するベンダーや開発会社で、申請に必要なツール登録や実績報告などもサポートしてくれます。
導入したいツールが補助対象かどうか、また、その事業者が認定を受けているかどうかは事前に確認が必要です。

今年の申請は第3次以降は要件を満たせば間に合います。
2025年度のIT導入補助金は、【第5次公募】まで実施予定です。
すでに第2次公募(締切:2025年6月16日)は終了間近ですが、今から準備をすれば第3次(7月18日締切)以降の申請に十分間に合います。

ただし、申請にはgBizID(ジービズID)やSECURITY ACTION宣言など、事前準備が必要な項目もあります。
締切日が近づくと、支援事業者側の対応が混み合うため、できるだけ早めに動き出すのが成功のポイントです。

概要はコチラ↓

サービス等生産性向上IT導入支援事業 『IT導入補助金2025』の概要

通常枠の公募要領はコチラ↓

it2025_koubo_tsujyo.pdf

インボイス対応型の公募要領はコチラ↓

it2025_koubo_invoice.pdf

インボイス(電子取引型)の公募要領はコチラ↓

it2025_koubo_denshi.pdf

 

※創業1年未満の方は注意
IT導入補助金は、原則として「開業から1期(決算)を終えている事業者」が対象です。
納税証明書や確定申告書などの提出が必要なため、創業まもない方は注意が必要です。
もしまだ1期を経過していない場合でも、他の補助金(例:小規模事業者持続化補助金)を活用できる可能性もありますので、お気軽にご相談ください。

りら行政書士事務所では、IT導入補助金の申請サポートを承っております。主に、事前のご相談、ご面談、「IT導入支援事業者」までお繋致します。

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