コラム

2025.06.10

行政書士法が改正されます!【2026年1月施行】行政書士の役割、どう変わる?

こんにちは☺梅雨のシーズンに入りましたね・・・。ジメジメとして気持ちも億劫になります。そんな時は逆に外に出るようにしています。梅雨明けの激熱な日々も辛いので何とか気持ち穏やかに過ごしたいものです。

今回は、私たち行政書士の仕事に関する大きな法律「行政書士法」が、2026年1月から改正されることになりましたので、そのポイントを、一般の方向けにわかりやすくご紹介します。

今回の改正では、行政書士の役割や責任がこれまで以上に明確にされ、社会的な信頼をさらに高めていこうという内容が盛り込まれました。

① 行政書士の「使命」がはっきり書かれた!
これまでは「何をしていいのか」は決まっていましたが、「どんな気持ちでやるべきか」は書かれていませんでした。

改正後は、「国民のために、手続きの不安をなくし、安心して暮らせるようサポートするのが行政書士の使命」とはっきり明記されます。

つまり…「誰かの力になりたい」という気持ちが大切な仕事だということです。

② インターネットやデジタルにも対応する時代に!
「紙の書類」が当たり前だった時代から、今はほとんどがオンライン申請になりつつあります。

行政書士もこの流れにきちんと対応していく必要があり、今回の改正では「デジタル社会に合ったサービスを提供する責任」が明記されました。

パソコンやオンライン申請も、しっかりサポートできる行政書士へ。

③ 特別な行政書士(特定行政書士)の活躍の場が広がる!
特定行政書士とは、さらに専門的な研修・試験を受けた行政書士のこと。
今回の改正で、「他人が作った書類」についても、不服申立てなどのサポートができるようになります。

困っている人に、より広く・深く寄り添える存在へ。

④ 無資格で行政書士のマネをする人には厳しく!
「行政書士じゃない人が、有料で書類を作っている」といった行為について、今回の改正で取り締まりが強化されます。

今までも補助金コンサル会社など、行政書士が不在の無資格の会社が存在していました。今後は安心して行政書士に相談できる環境が整います。

[まとめ]

行政書士は、もっと信頼される仕事に
今回の法律改正は、
「行政書士って何してる人?」という疑問に対して、
「手続きのプロとして、皆さんの生活やビジネスを支える仕事」だと伝えるきっかけになると思います。

りら行政書士事務所では、今後もより安心・便利なサービスを提供できるよう、デジタル化にも対応しつつ、誠実なサポートを心がけて参ります。