2024.09.30
行政書士試験、模試の点数は気にせず基本にかえって土台を固める
今日で9月が終わります。行政書士試験まであと1ヶ月と少しになりました。
受験生の方は仕事や家事、育児、介護etc…色々な状況の中で合間を削って勉強されていることと思います。
このコラムをご覧頂いた方が全員合格するように祈りながら今回は基礎固めについて書いていきたいと思います。
私は会場模試を4回受けました。
①LEC到達度確認模試
②伊藤塾第1回公開模擬試験
③LECファイナル模試
④伊藤塾第2回公開模擬試験
Xでも投稿したように、LECのファイナル模試は酷い点数を叩き出しました。(記述抜き118点)
ちょうど昨年のこの時期、一般的には凹んで諦めるか、続けるか迷う頃だったと思います。
私はそういうところに鈍くて、何も考えず突き進んでいきました。
時折模試がだめだから落ちるかもとか、Xの勉強仲間は記述抜きで180点を超えているからだめだなどと思うこともありましたが、とりあえず行政書士試験を受けることの軸はブレなかったです。
去年のこの時期何をしたかと言えば・・・土台作りです。過去問と基礎固めに限りました。もう自分の中ではできていると思い込んでいる基礎・・・あれ!?やっぱりできていない。土台が不安定だと気づかされました。
私が行政書士試験にチャレンジしようと思って最初に購入したのは、LECのトリセツでした。2月頃から勉強を始めてこのテキストを読み、10月の自分は2月の自分よりこのテキストを理解しているのかを問いただすような読み方をしました。
基礎固めに使うものは自分に合うものでいいと思います。長い勉強期間の間に自分と相性のよかったテキスト、問題集などです。
あと推しの先生を一人決めるといいというのもどこかで見ましたが、私は民法は寺本康之先生、行政法は横溝慎一郎先生、憲法は藤田竜平先生etc..かなりたくさんの先生の動画にお世話になりました。無料動画がほとんどでしたし、ブログやnoteを見るだけでも予想問題が的中したりします。あらゆる方の力を借りて合格を勝ち取ってほしいです。
併せて過去問をやり続けること。行政書士試験センターの過去問を印刷しては、削除されている問題がある分、時間の設定の調整は必要になりましたが、「今日は行政法だけ」とか、「今日は民法だけ」というやり方も加えて過去問から離れないようにしていました。過去問をやり過ぎると覚えてしまう・・というようなことも聞いたことがあります。見たことがある過去問は形を変えて出てきた時に対応できるかどうか、理由付けして解答を導き出せているかを自問自答しながらやりました。
模試の回数を続けていくと、応用が増えたりケータイ六法には載っていない条文の問題が出たりして不安になり、やることを広げようと思ってしまいますが、本試験はケータイ六法で十分でした。不安だったら書き足していくと一元化できて記憶に残りやすかったです。ケータイ六法に限らず、自分が常に持っていると安心できる六法があればそれが最も良いと思います。
多くの情報に左右されてしまったりする時もあると思いますが、自分自身のことだけに必死になって必要な事だけを取り入れて本試験まで走って下さい。
試験まで1ヶ月と少し。「まだ1ヶ月ある」と思って私も応援しながら少しでも参考になるコラムをお届けしたいと思います。