京都四条烏丸の行政書士事務所

コラム

2025.11.07

株式会社設立前に行動してお得なこと(京都市で起業を考えている方むけ)

こんにちは☺最近採用情報などをよく見ていますが、時給や月給高くなりましたね!!物価も高いですしね。こんなに待遇が良くなっているなら同じ会社で何年も勤務していて肩たたきにあうより転職した方がよさそうです。でも年齢問題もありますしね・・・私は、月給18,000円の時がありました。( ;∀;)日給じゃないです。月給です。無知の心だと何でもできますよね!今はもう絶対高単価でないとやる気おきません(笑)。でも、お金よりもその仕事が楽しいとか、その会社の人たちと働いていることがやりがいになっていたらそれ以上のことはありませんね☺

さて、今回は株式会社の設立前のことについて書きたいと思います。

会社を作ろうと思ったとき、「まず登記をしよう」と考える方が多いかもしれません。
でも実は、登記前に少し動くだけでお得になることがたくさんあります。
京都市での創業を例に、設立前にやっておきたいポイントを紹介します。

1.京都市の創業支援制度をチェック

京都市には起業をサポートする仕組みが整っています。
たとえば「京都産業21」や「京都リサーチパーク」などでは、創業相談や資金調達の支援を受けることができます。

また、京都商工会議所の「ビジネスサポートデスク」では、創業相談を行い「特定創業支援等事業」の認定を受けることで、
株式会社設立時の登録免許税が軽減される制度があります。

通常、株式会社設立の登録免許税は資本金の0.7%(最低15万円)ですが、認定を受けると最低税額が半額の7万5千円に減免されます。登記前に申請しなければ対象外になるため、「まず商工会議所に相談する」ことが、実は一番お得な一歩です。

2.補助金・助成金の申請準備を先に

小規模事業者持続化補助金など、創業期に活用できる補助金は多数あります。
申請には「事業計画書」や「見積書」などの準備が必要で、締切までの期間も短いことが多いため、
登記後に慌てるより、設立前から専門家と一緒に計画を立てておくのがおすすめです。

京都市では、女性起業家やスタートアップ向けの支援も充実しており、
補助金を上手に活用すれば、ホームページ制作費や備品購入費の一部をまかなえる場合もあります。

3.開業場所の選定と契約のタイミング

会社を設立するには、登記簿上に「本店所在地」が必要です。オフィスの契約を後回しにすると登記申請ができないため、
先に住所を確定させておくことが重要です。

京都市の場合、「四条烏丸」「烏丸御池」などはアクセスが良く、士業・ベンチャー企業が多く集まる人気エリアです。
賃料が気になる場合は、バーチャルオフィスを利用するのも一つの方法です。最近は登記可能なバーチャルオフィスも増えており、起業初期のコストを大きく抑えられます。

4.定款内容は未来の展開を見据えて

定款は会社の「設計図」。将来的に新しい事業を始めるたびに目的を追加すると、登録免許税や専門家報酬が発生します。
設立前に「今後やりたい事業」を整理しておくと、余計な手数料を払わずに済む=お得な会社設立につながります。

おわりに

株式会社設立は、書類を出して終わりではなく、登記前の準備こそが、費用面でも時間面でも大きな差を生むポイントです。
京都市では、商工会議所をはじめ行政や金融機関の支援が手厚く、動き出しのタイミングを早めるだけで受けられる優遇がたくさんあります。

りら行政書士事務所では、定款作成、事業計画書作成、補助金申請などをトータルでサポートしています。
「創業前に何から始めればいいのか分からない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください!(^^)!