2025.09.12
2025年行政書士試験まで2か月を切りました
朝晩少し秋めいてきました。昼間はまだ暑いですね・・・そして突然の豪雨で服がビッショリ😢秋服が着たいな・・・
行政書士試験本番まで2か月を切りましたね。この時期、多くの受験生が抱えるのは「焦り」と「不安」ではないでしょうか。過去問を解いても点数が安定しない、何度も見たはずの知識が抜け落ちる、周りと比べて遅れている気がする…。こうした感覚は誰にでも起こります。大切なのは、それをただの不安材料として終わらせるのではなく、戦略を立て直すヒントとして活用することです。
◎「思い出せる知識」を増やす
行政書士試験は、知識を「覚えているかどうか」ではなく、「制限時間の中で思い出せるかどうか」を問う試験です。
この時期に意識したいのは、思い出す練習。過去問を解くだけでなく、答えを見ずに条文や判例を自分の言葉で説明できるかを確認してみましょう。アウトプットの習慣を取り入れることで、知識が単なる暗記から“使える知識”へと変わっていきます。
◎優先順位を決めて穴を塞ぐ
すべての分野を完璧に仕上げるのは現実的ではありません。
そこで役立つのが「優先順位」の考え方です。
①出題頻度が高い論点
②点数配分が大きい分野(特に行政法・民法)
③これまで間違えがちな箇所
この3つを基準にして「ここを落としたら致命的」という分野を特定し、重点的に反復することが重要です。全てを広く浅くやるのではなく、確実に得点源にできる部分を増やす方が、合格に直結します。
◎模試は「素材」として活用する
模試や答練を受けると、「点数が伸びない」と落ち込む方が少なくありません。しかし模試は本番の代替ではなく、学習の素材です。
・間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析する
・正解した問題も、根拠を自信を持って説明できるか確認する
・時間配分や集中力の持続をチェックする
点数に一喜一憂するのではなく、“模試をどう調理するか”が試験本番での安定感につながります。
◎“言い訳”を思考の転換点にする
直前期になると、「何度やっても忘れる」「自分は記憶力が悪い」「この時期にできていないなんて…」といった言葉が頭をよぎるかもしれません。ですが、それらは弱点を見直すサインでもあります。
「何度やっても忘れる」→記憶方法を変えるチャンス
「時間が足りない」→優先順位を再確認するサイン
「人より遅れている」→他人ではなく“昨日の自分”と比べる意識
言い訳はマイナス要素ではなく、学習改善のきっかけと捉えましょう(^^)/
◎最後は“メンタルと体調”がものを言う
直前期で最も軽視されがちなのが、体調とメンタルです。睡眠不足や過度な不安は、これまで積み上げた知識を本番で発揮できなくなる最大の敵です。
・睡眠時間を削らない
・食事と休養を計画に組み込む
・「できたこと」を振り返って自信を積み重ねる
これだけでも、本番当日のパフォーマンスは大きく変わります。
おわりに
行政書士試験は、知識量と同じくらい直前期の過ごし方で合否が分かれる試験です。焦りや不安は誰にでもありますが、それを行動に変えた人が合格を掴みます。
残りの時間を、思い出せる知識のストック作りと弱点の優先順位付けに集中させてください。そして本番当日は、自分の積み上げを信じて臨みましょう☺
お読みいただいた受験生の方が全員合格することを願っています!(^^)!